「唇よ、熱く君を語れ」（80.1）

(作詞:東海林良作曲:渡辺真知子編曲:船山基紀）

一昔前は猫も杓子も人のヒット曲のカバー、CMでも数年間で様々な会社が同じ曲を節操もなく取り上げている。最近のカバーもアレンジ、コード進行を大幅に変えるのが新しい感覚なのだろうが、原曲とまったく性格の違う曲にしてしまうのはどうかと考えるのは私が古いのか？

今年に入ってカネボウのCMで流れているのが、ちょうど40年前にも同社のCMソングとして使用していた「唇よ、熱く君を語れ」。隠れ真知子ファンであった私にとって嬉しい半面、コードワークや男性編のバラードは”どうかな？”と感じている。やっぱりオリジナルの良さってものがあるんじゃないかな。といいつつもCMがOAされるとやはり嬉しくなる。

どこか悲しい女性の歌が多かった彼女もこの曲では「素の自分を出せる」とノリノリで歌っていたのが印象的。それとレコード・テイクのギターソロは松原正樹!!

では今回はそのCMとオリジナルの聴き比べを。

1980