夜のワグナー「まぼろしのブルース」の5連発!
夜のワグナー「まぼろしのブルース」の5連発!
「幻の名盤解放同盟」のCD等で脚光を浴びていここのメンバー久井さん一押しでもある"夜のワグナー"こと”藤本卓也”先生。矢吹健のブルース一連のヒットで有名だが、こちらは何度もリメイクしている「まぼろしのブルース」がある。そのなかで5曲を紹介しよう。
1.佐久間浩二・バージョン(1969年発売)
編曲は先生で、どこか黛ジュンの「不思議な太陽」を思わせるSAXのイントロ、モロFAZZなギターサウンドはさすが60年代。リズムはもたつくものの、ひたすら絶叫するのも藤本節。
2.勝彩也・バージョン(1972年発売 編曲:竜崎孝路)
ラテン系の軽快なリズムに、歌い出しのいやらしさと語尾の上がり方はただただ悶絶。竜崎のアレンジはステップ踏みながら歌ってみたくなるような仕上がりに。カラオケで歌いたくなるような、筆者一押しのテイク!
3.華ばら・バージョン(発売年不明 編曲:高橋城)
イントロからハイテンション。「ハーァツ」と歌う”華ばら”師匠は歌謡漫談"フラワーショウ"のメンバー。浪曲で鍛えた喉がひたすらワイルド。なんといってもブラスアレンジのすこぶるカッコよさもあるが、ぶっ飛び跳ねるベースラインは、"寺川正興”でなければ誰がここまで弾けるのかというほど凄すぎ。
3曲に共通するフガフガいってる耳障りな"クィーカ"ここでも先生のこだわりがわかる。
4.中川あつし&ヨコハマセブン・バージョン(1981年発売)
80年代に懲りずにカバーされたのは、サンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」サウンドに生まれ代わり、こぶしコロコロのアンバラスさを強調?西郷輝彦の「ローリングストーズは来なかった」でも何故かサンタナスタイルだった。
最後は2002年、昭和歌謡カバーの女王"大西ユカリ"も華ばら・バージョンをベースにカバーしている。まだまだ他にもカバーされ続けている迷(名)曲の中から選りすぐりの5連発メドレーで!
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