気になるベースラインの「森を駆ける恋人たち」

「森を駆ける恋人たち」麻丘めぐみ(73年4月)

エコーが異常なほどMaxだった「芽ばえ」でデビューの麻丘めぐみ。前作まで意味深な詞でお馴染みの千家和也から、山上路夫にチェンジした第4作。作曲は引き続き筒美京平、バックのミュージシャンもいつものメンバーだと思われるが、この曲最初からベースラインがどうも気になる曲だった。

73~4年にはベースシストもピック奏法から2フィンガー奏法に変わりつつあった時期、麻丘作品はこれまでずーっとピック奏法のベースでこの曲も同じなのだが、どうも当時からベースラインが「これでいいのか!?」なのである。筒美スコアなのかベーシストのフィーリングなのかは不明が、前後の「女の子だもん」と「私の彼は左きき」のベースラインはまだ素人の私でもまぁ、理解できるとしてもこの曲だけはいまだに妙といった感じ。

音楽に詳しい皆々様、このベースラインどう思います?

(1コーラスのみヴォーカレスVer)

ここがすごいよ歌謡曲

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