「めっきり冷たくなりました」キャッツ★アイ

「めっきり冷たくなりました」キャッツ★アイ(77年9月)

ポスト・ピンクレディーとして、大人の男性陣をターゲットに、いつも太腿が眩しかった「キャッツ★アイ」。

ルックスも負けず劣らず、しかし大胆すぎた振り付けはセクシーさを通り越し、逆に怪我でもしないか心配になってしまうほどのオーバーアクション、今のように口パクが少ない時代に踊りながら歌ったのは大したものだった。

デビュー曲の「アバンチュール」はちょいヒット。一番いい出来の2ndとなるこの曲「めっきり冷たくなりました」は、77年9月、都倉のワンパターン「オブラディ・オブラダ」サウンドに対抗すべく、売れっ子作家の森雪之丞が「プリーズ・ミスター・ポストマン」によせて?作曲したもののヒットには至らず、全部で4枚のシングルと1枚のアルバムを残し活動1年で解散してしまった。

しかし手品みたいな小道具が、まっすぐだったのがフニャっとなるのを意味深と思ったのは考えすぎだろうが、当時はスカートでも、ローアングル、透明ガラス・ステージの真下からの映像でも許された時代。確か"カックラキン大放送"でもそうだった気もするが、今では考えられない70年代であったが、楽しみの一つでもあったのは間違いない。

動画は編集もので音源と口の動きと合わないがフルコーラスがないゆえのつなぎ合わせ、そこはご愛敬で。

ここがすごいよ歌謡曲

曲にまつわるエピソード、作家、スタジオミュージシャンなど、裏側からの話をアップしていきます。 リメイク、リテイクも数々ご紹介!

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