別れの朝~世良公則

1988年から10年間コスメティック・ルネッサンスシリーズとして、鶴田一郎の美人画イラストをバックにかつてのヒット曲を、違うアレンジでオリジナルと異なる歌手が歌うといったCMソングを続けて人気があった。しかも当初はCD化せずあくまでCMだけの世界であった。

柳ジョージ「夢先案内人」

上田正樹「グッドナイト・ベイビー」

沢田研二「女はそれを我慢できない」

などオリジナルと想像もつかないシンガーの選出が毎回評判であった。

94年にはペドロ&カプリシャスのヒットナンバー「別れの朝」を世良公則がヘビーロックなアレンジで歌い上げたのがなかでも一番気に入っている。CD化されるにあたってカルメンマキ&OZの「私は風」をカップリングしているのもナイスな選曲。

今回紹介するはライブ映像のもので、バックのSERA BANDのメンバーとして鮫島秀樹、神本宗幸の元ツイストのメンバーが参加しているもまた嬉しいところだ。

このパターンで朱里エイコの「北国行きで」あたりが絶対ハマるんじゃないかと予想し勝手に納得していたが、次のCMは荻野目洋子の「恋のハレルヤ」が起用されたのだった。


(編曲:SERA Band G:世良公則 浜野義光 Key:神本宗幸 B:琢磨仁 Dr:川越健二 Sax:藤井正弘 Cho:森崎ベラ 琢磨啓子)

ここがすごいよ歌謡曲

曲にまつわるエピソード、作家、スタジオミュージシャンなど、裏側からの話をアップしていきます。 リメイク、リテイクも数々ご紹介!

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