「夢はマジョリカ・セニョリータ」はお仕置きよ!?

夢はマジョリカ・セニョリータ(92年8月発売)

「桜っ子クラブさくら組」の中谷美紀、東恵子によるユニット”KEY WEST CLUB”のラストシングルだが、なんとメロディーが2バージョン存在、最初のVerが「ムーンライト伝説」(92年3月発売)と同メロディなのである。



作曲者もムーンライトはCM NETWORKの”小諸鉄矢(こもろてつや)”で、マジョリカの方は”川島だりあ”だったりしたことから話はまたややこしい。 当初KEY WEST CLUBの持ち歌としてイベントなどで披露され、TV有線でも流れていたのだがCD化されないまま、作曲の”小諸鉄矢”こと”川島だりあ”(同一人物)が同じ事務所の"Dali"用の「ムーンライト伝説」にこのメロディをあてたところが思わぬ大ヒットしたため、CD化にあたって結局メロディーを変えざる得なかったということが真相のようである。CDの出荷段階では”小諸鉄矢”作曲であったが何故か販売直後”川島だりあ”に変更、後に”小諸鉄矢と川島だりあは同一人物ではない”という人物までも現れるなど(それじゃ盗作になるだろ!)最後の最後までドタバタであった。当然のことながら最初のメロディーのまま発売されてたとしても「ムーンライト伝説」ほど大ヒットしたかどうかは定かではない。 またネット上では「ムーンライト伝説」の元ネタ・メロディーは「想い出の九十九里浜」説が圧倒的に多いが、Aメロなんかは「さよならはダンスの後に」ではないかな?

ここがすごいよ歌謡曲

曲にまつわるエピソード、作家、スタジオミュージシャンなど、裏側からの話をアップしていきます。 リメイク、リテイクも数々ご紹介!

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